つきをかる

お絵かき好きの医学生 月乃子 が日々を徒然と語る。

千年女優 って知ってますか?

こんにちは。月乃子です。

今回は映画記録*1をつけるようになってから今日見た映画で20本目となったので,1本目だった「千年女優」について紹介したいと思います。

 

 

その前に監督について

 今は亡き 今 敏(こん さとし) 監督による作品です。今敏さんの作品として有名なのは「パーフェクトブルー」や「パプリカ」あたりでしょう。とても才能あふれる作品をこの世に送り出していて,46歳での死というのは夭逝としか・・・もっともっといろんな作品を残して欲しかった。と私が思う方です。漫画もかいていらっしゃった方で私も何冊か持っています。どれも面白いのでもし興味があったら是非手にとってくださいね。

 また平沢進さんのファンならば,今敏さんの名前は聞いたことがあるかもしれません。というのも,今敏さんが平沢進さんの歌を主題歌に抜擢しまくっている(私が見た作品の限りではたぶん),からなのです。

 今敏さんは,膵臓癌で亡くなったそうです。ヘビースモーカーでお酒好き。なんというリスクファクター持ち!死因の情報は医学部に入る前から知っていたことだったので,消化器を勉強し膵臓癌について学び,いろいろな思いをはせたりしたのはまた別の話。

 今敏さんについて詳しくは → 今敏 - Wikipedia

 

 私が彼を知ったのは「パプリカ」です。First touchは小学生のときに「パプリカ」の宣伝。そのときには,なんだか怖い映像だと思っていたのに高校生になって見た「パプリカ」は私を惹き込んでいくのでした。まさに映像美。話も不思議・サイコ・SFっぽくて難しくてわかりにくいけど面白い。私は彼の作品が好きなのです。だから,私のまわりには少ない今敏ファンを増やすために(いやもちろん作品を紹介する目的もあるんだけど)「千年女優」紹介します。

 

 前置きが長かったですね。では本題に入ります。

千年女優」とは?

 実は昔に一度見たことがあってでも途中でやめてしまっていたので,もう一度と思ってみた作品です。1度目に見たときはわけがわからなくて見ることが途中で嫌になってしまって・・・でも2度目は画面に引き込まれました。

 この作品は簡単に言うと,1人の少女 千代子 が「鍵の君」*2にいつか合う日を・・・と思いながら大女優へと成長した彼女の人生を彼女自身が振り返って語られるお話です。うーん説明が下手。

 エピソードを説明していくのはネタバレみたいで好きではないので,私がこの作品を見ていて感じたことをメインでお話しします。もしもう少しこの映画の内容が知りたい!という方がいらっしゃったなら

こちらをご参照ください ↓

千年女優 - Wikipedia

konstone.s-kon.net

 

私が感じたこと(1点だけ)

 1人の少女が女性へと変化していく,時代や周囲は遷ろう,自分の見た目も変化していく。一方で鍵の君への思いは変化していない。鍵の君への思いに変化がないこと(①)が彼女の支えであり,目標であった千代子。しかし気がついてしまう。自分が昔の自分(少女)ではないということに。鍵の君に自分をわかってもらえないのでは?とか本当はあえないと思っているんじゃないのか?とかきっといろいろな思いが渦まって,彼女は支え(①)を失い,取り乱す様子が描かれていた(と私は解釈した)。う~むと私は唸りました。この一連の流れはいろんなことに当てはまるんじゃないのか?と。例えば,子供の頃夢見たことが大きくなると現実的じゃないからとあきらめたりなど。今敏さんの意図とは違うのかもしれないけど・・・

面白いなあ・・・みんなはこの場面をどう考えるんだろうな・・・もしこの記事を見て映画見たよ!私はこう考えたよ!って方がいれば教えて欲しいですね。

 

最後に

 “明日になったらきっと忘れてしまうわ。だから今こうやってお話ができてとてもよかったと思ってるの・・・。”

 

 “鍵の君”

 

 “だって・・・私・・・彼を追いかける自分が好きなんだもの!”

 

 この3つのフレーズが私の記憶に残っています。どれも作品の流れの中で聞くからこそ光を放つので是非一度見てみて欲しいです。

 説明になっているのかなんなのかよくわからなくなってきました・・・とにもかくにも今敏さん,そして作品に興味を持って頂けたら幸いです。

 

では,また会う日まで。

*1:私が去年の末ぐらいから始めたもので,映画を見ての感想等をつらつら書いている

*2:鍵の君とは,少女 千代子が出会った絵描きの男の人。彼が持っていた“一番大切なものを開ける鍵”を落としたのを千代子が拾った。